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スマートフォン依存症に注意

トピックス 2020.01.24 その症状はスマホが原因?「スマートフォン症候群」に気をつけよう

日常の生活において便利で欠かせない存在となったスマートフォンですが、健康問題の原因にもなっています。

スマートフォンの使用が原因で起こる身体の痛みや目の問題、メンタルの問題といった各症状を総称してスマートフォン症候群と呼びますが、それはいったいどのようなものなのでしょうか。

実はすでにスマートフォン症候群になっているかも?

スマートフォン依存症の症状

次の各項目に心当たりのある方は、すでにスマートフォン症候群になっているかもしれません。

●      スマートフォンを使うと肩こりや首のこりを感じる
●      1日に1時間以上、スマートフォンを使用する
●      目が疲れやすい
●      首を後ろに倒すと痛みを感じる
●      猫背になっている
●      頭痛がよくある
●      肩を上げられない

スマートフォン症候群の代表的な症状

スマートフォン症候群で起こる代表的な症状は次の5つです。

1.ストレートネック

ストレートネックは、首の骨(頸椎)がまっすぐになってしまっている状態です。

頸椎は通常、中央あたりが前に張り出して上部が後ろに反るような形でカーブしています。正常なカーブの角度は30〜40度ですが、ストレートネックでは30度以下になり、まっすぐになるか、ひどい場合は反りの向きが正常とは逆になります。

正常な頚椎とストレートネック

正常な頚椎(右)とストレートネック(左)(出典:日本成人病予防協会)

スマートフォンの使用でうつむく時間が長いとストレートネックになりやすい傾向があり、男性よりも筋肉の弱い女性の方がストレートネックになりやすいようです。

ストレートネックになると頭の重心が前に偏って首や背中の筋肉に余計な負担が掛かり、首の痛みや肩こりの原因になります。医療機関では痛み止めなどの対症療法が行われるのみですので完治はしません。

2.眼精疲労とドライアイ

眼精疲労とは、しっかり睡眠を取ったにもかかわらず目がかすんだり痛かったりする状態で、ドライアイとは、涙の量が減ることで目の表面が乾いて傷ができてしまう状態です。

どちらも、スマートフォンの画面を見続けることで瞬きの回数が減って、涙が減って目が乾いた状態が続くと起こります。

3.ドケルバン病

ドケルバン病は腱鞘炎の一種で『狭窄性腱鞘炎』とも呼ばれます。スマートフォンを片手でつかみながら親指を酷使することで、手首の親指側にある腱鞘で炎症が起こり、親指側の手首で痛みや腫れが生じます。再発を繰り返す場合は手術が行われることもあります。

4.VDT症候群

スマートフォンやパソコンなどの画面を長時間見続けることで起こる問題のことをVDT症候群と呼びます。

目の疲労や、首、肩、腕、腰の痛みやこりが起こるだけでなく、精神症状が出ることもあります。

5.うつ症状

首には自律神経が集中していますので、スマートフォンを長時間うつむきながら見て首の神経を圧迫することで副交感神経の働きが悪くなり、頭痛、めまい、食欲不振、全身のだるさ、不眠などの症状が出ることがあります。この状態が長く続くと精神にも影響が及び、うつ症状に至る場合があります。

スマートフォン症候群にならないために

スマートフォン症候群を防ぐために

スマートフォン症候群によって起こる各症状は、使用する際の姿勢、使用時間、周囲の環境、機体の大きさなどが原因で起こると考えられていますので、これらを次のように改善すればスマートフォン症候群の予防になります。

1.使用時の体の姿勢を良くする

うつむいて画面をのぞき込むような姿勢にならないよう気をつけるとともに、スマートフォンを握る側の手が揺れないよう、肘を反対側の手で支えるなどの工夫をして、目線が下を向かないようにしましょう。

2.長時間の連続使用を避ける

長時間使い続けないようにするとともに、30分以上使ったら休憩やストレッチをしましょう。

3.暗いところで明るい画面を見ないようにする

スマートフォンを使うときには、できるだけ暗いところで明るい画面を見ないようにします。夜間の使用では暗いところを避けるか、照明を付けて周囲を明るくしましょう。

4.スマートフォンの大きさを自分の手に合わせる

自分の手には大きすぎるスマートフォンを片手で持つと、操作する親指の動きが苦しくなるだけでなく、握り続けるために余分な力が必要になって腱鞘炎の原因にもなります。手の大きさに合った機種を選ぶようにしましょう。

終わりに

手軽で便利なスマートフォンですが、スマートフォン症候群にならず健康に使い続けるためには、使用状況や機種選びなどでいくつか注意すべき点があります。

日常生活に欠かせないスマホだからこそ、身体に負担をかけないように普段から心がけることが大切です。


【関連リンク】

・保健センターだより「スマホ症候群」を知っていますか?(山梨県立大学)
http://www.yamanashi-ken.ac.jp/wp-content/uploads/14b02bc06ee42459146c4840ab20b61c.pdf

・ストレートネック ~今話題の健康ワード!~(日本成人病予防協会)
https://www.japa.org/tips/kkj_1908/

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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