トピックス 2019.02.25 IDやパスワードが増えすぎて大変！アカウント管理におすすめの方法は？

インターネット上で利用するサービスの数が増えると、アカウント情報も必然的に増えます。しばらく利用していなかったサイトにログインしようとしたら、「アカウント情報を忘れてログインできなかった」という経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。アカウント情報を忘れないように、IDやPWが書かれたメモをモニターなどに貼っている方もいますが、アカウント管理として望ましい方法ではありません。そこで今回は、アカウント管理におすすめの方法をいくつかご紹介します。

アカウント管理の必要性

IDとパスワードは本人を認証するための大切な情報です。IDとパスワードでログインすることで、利用する権限が付与されていない第三者による利用を防ぐことができるのです。
サービスによっては住所や電話番号、クレジットカード情報といった個人情報を登録している場合もあるでしょう。アカウント情報の管理は個人情報の管理にもつながるといえます。

もし、IDとパスワードが流出すると、第三者にアカウントを使われるという、俗にいう「アカウントが乗っ取られる」状況を引き起こすことになります。なりすましによって勝手にクレジットカードを使われたり、住所や電話番号が盗み見されたりする可能性があります。なりすましでSNSにログインされれば、許可された人しか知り得ない情報や、自分のみならず知り合いが秘密にしたいことまで見られてしまうことも考えられます。

しかし、多くの場合、アカウント情報はアプリやサービスごとに登録しなければならないため、登録する数が増えれば増えるほど管理が大変になります。その上もしパスワードを複数のサービスで使い回していると、万が一IDとパスワードが流出してしまったときに被害が拡大してしまいます。
アカウント情報はいずれも大切に保管したいところです。

アカウント管理方法【基本編】

メモ帳に書く

紙のメモ帳に書き、しかるべき場所に保管する方法です。古典的かもしれませんが、なんといってもインターネットにつながっていない「紙」なので、情報流出の心配は減ります。ただ物理的に失くしたり、誰かに盗まれたりするリスクには注意したいところです。

電子ファイルに記入し、電子機器につなげていないSDカードや外付けHDDに保管

Excelやメモ帳などに記入し、普段オフラインで利用するSDカードや外付けハードディスクに保管する方法。Excelファイルに複数のアカウント情報を記入し、ファイル自体にパスワードを設定するのも1つの手です。ただし、機器が破損したり誤操作でファイルを消してしまったり可能性がある点は、デメリットといえそうです。

アカウント管理方法【アプリ編】

パソコンやスマートフォンを使っているなら、「パスワード管理アプリ」を使う方法があります。「パスワード管理アプリ」の場合、アプリ内に複数のアカウント情報を登録しておき、マスターとなるパスワードを設定して、1つのパスワードだけですべてのアカウント情報が見られるという機能を搭載しています。

ただ、インターネットでつながった状態で使うアプリですから、セキュリティ対策を施しているものの情報漏洩の心配は否めないところです。また機器が電池切れしてしまうと使えなくなってしまいます。

アプリを選ぶとすれば、有料版も視野に入れて、これまで情報漏洩を起こしていないものを選ぶようにします。インターネット上のクラウドに保管するタイプ、端末に入れて使えるタイプ（スタンドアロン）があるので、クラウドに不安があるならスタンドアロン型を選ぶと良いでしょう。