ニュース 2022.08.15 「キャリタス資格検定」で不正アクセスによる情報流出の可能性。
株式会社ディスコは、8月1日、5月に起きた「キャリタス資格検定」への不正アクセスの詳細について発表した。
発表によれば、2022年5月15日15時半頃~5月16日17時頃、サーバーに対してSQLインジェクション攻撃による不正アクセスがされ、ログ解析をおこなったところ、第三者がサーバー内の情報を閲覧し、流出させた可能性があることがわかったという。
流出の可能性があるのは、「キャリタス資格検定」利用者のメールアドレスだといい、最大で298,826件にもおよぶようだ。
氏名や住所、クレジットカード情報などは、不正アクセスを受けたサーバーで管理されていなかったため、流出の可能性はないとしている。
同社は、流出した可能性がある情報の該当者に対して、個別で連絡しており、専用窓口を設けるといった対応もしているという。
また、流出した可能性のあるメールアドレスが悪用される場合もあるとしたうえで、心当たりのない不審なメールが届いた際は速やかに削除することを求めている。
「キャリタス資格検定」のサービス再開
「キャリタス資格検定」は、さまざまな資格や検定への申し込み・決済ができるサイトである。
点検や脆弱性の修正をするために、5月16日から同サイトは停止しており、不便を感じていた人も多いのではないだろうか。
ディスコは、点検などが済んだとして、8月1日午後からサービスの利用が可能となっている。
【関連リンク】
・「キャリタス資格検定」への不正アクセスに関するご報告とお詫び(第2報)
https://www.disc.co.jp/press_release/9288/
TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock
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