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ウィズセキュアがFacebookビジネスアカウントの情報を狙うマルウウェアを発見、名前は「DUCKTAIL」。

ニュース 2022.08.01 ウィズセキュアがFacebookビジネスアカウントの情報を狙うマルウウェアを発見、名前は「DUCKTAIL」。

ウィズセキュアは、7月26日、Facebookのビジネスアカウントを標的に攻撃するマルウェアを発見し、「DUCKTAIL」と名付けたことを発表した。

「DUCKTAIL」は、ビジネスに特化したSNS「LinkedIn」のユーザーの中から、Facebookビジネスアカウントで管理者権限などのアクセス権を持つ人を見つけ、フィッシング詐欺を仕掛ける。

そして、フィッシングに成功したユーザーのFacebookアカウント上にある情報を盗み、終いには、被害者がアクセス可能なFacebookビジネスアカウントすべてを乗っ取ってしまうという。

これまで、FacebookなどのSNSを狙ったマルウェアは、ほとんどがセキュリティ対策で引っかかるため、今回のようなマルウェアはあまり確認できていないのだという。

「DUCKTAIL」の被害に遭わないために。

「DUCKTAIL」は、金銭を目的としてベトナムの攻撃者が実行しているものだとウィズセキュアは述べており、管理職や人事、デジタルマーケティングなどを任されている人が狙われやすいようだ。

管理者権限などを持っている場合には、添付ファイルやリンクが送られてきたら送り先が知っている人かを確認し、十分な警戒をしたうえで対応する必要があるとしている。

SNSがしているセキュリティ対策を避けて仕掛けてくる「DUCKTAIL」の被害に遭わないためには、それぞれが警戒をすることが大切なのだろう。

【関連リンク】

・Facebookビジネスアカウントから情報を盗むインフォスティーラー型マルウェア『DUCKTAIL』を観測 - ウィズセキュア(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000338.000001340.html

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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