ニュース 2022.07.25 ETC利用照会サービスを装ったフィッシング詐欺について、フィッシング対策協議会が注意喚起。
フィッシング対策協議会は、7月14日、ETC利用照会サービスを装ったフィッシング詐欺が確認されているとして注意喚起をした。
同協議会によれば、「支払い方法に問題がある」「解約予告」「大切なお知らせ」などの言葉を含んだ件名のメールが届き、本文でサービスを継続したい場合は詳細を確認する必要があると案内してメールのリンクをクリックすることを促してくる手口の報告を受けているという。
リンクをクリックしてしまうと、巧妙に作られた偽サイトに移動し、ログイン情報やクレジットカード情報、個人情報の入力をさせられてしまう。
7月14日午後3時の時点では、ETC利用照会サービスを装ったフィッシングサイトは閉鎖されておらず、稼働を続けているため十分に警戒する必要がある。
フィッシング詐欺被害に遭わないための対策。
心当たりのないメールが届いた場合には、むやみにリンクをクリックすることは避け、氏名・住所・電話番号・クレジットカード情報・ログイン情報などを入力しないことが重要になってくる。
今回の手口にもあったが、「24時間以内に~しないとアカウントをロックする」などの言葉が記載されていると、つい急いでリンクをクリックしてログイン情報を入力してしまう人もいるだろう。
フィッシング詐欺の被害に遭わないためにも、フィッシング対策協議会は、日頃から公式アプリやブックマークからアクセスするよう呼びかけている。
【関連リンク】
・ETC 利用照会サービスかたるフィッシング(フィッシング対策協議会)
https://www.antiphishing.jp/news/alert/etc_20220714.html
TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock
