ニュース 2022.06.20 LOHACOがオートロックの玄関横に置き配開始、エリアは順次拡大予定。
アスクル株式会社は、6月6日、日用品などを取り扱う通販サイト「LOHACO(ロハコ)」において、オートロック式集合住宅に住む注文者の荷物を、玄関横に置き配するサービスの提供を開始すると発表した。
同サービスは、LOHACOの本店およびPayPay モール店で6/6以降に受注した分が対象となる。
現時点では、株式会社ライナフ提供の、遠隔でオートロックを解錠操作できるシステム「NinjaEntrance」が導入されている、東京都世田谷区にある集合住宅だけでしか同サービスを利用できないが、今後順次エリアを拡大していくとしている。
配達員のオートロック解錠は不安?
これまで、LOHACOで注文した際、オートロック付きの集合住宅で置き配に設定すると宅配BOXに運ばれていた。
重いものを注文した場合には自力で自宅まで運ばなくてはならないため、力に自信のない方などは苦労していたのではないだろうか。
そんな人にとってこのサービスはとても嬉しいものであるが、なかには、せっかくのオートロックなのに簡単に入れてしまうのかと思う人もいるかもしれない。
しかし、同サービスでは、「NinjaEntrance」によって配達員がオートロックを解錠できるのは一時的で、解錠される前に専用のアプリケーションで配達する荷物を認証するため、誤って解錠されることはないだろう。
また、配達が完了した際には、写真を添付したメールで伝えてくれるため、安心できるサービスとなっているようだ。
今までBOXから自宅まで運ぶことに不便を感じていた人のなかで、適用エリア内に住んでいるという人は、同サービスを利用してみてはどうだろうか。
【関連リンク】
LOHACO、オートロック式集合住宅向けに 本日受注分より置き場所指定配送を開始(アスクル株式会社)
https://pdf.irpocket.com/C0032/ZIyd/UiRR/DV2L.pdf
TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock
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