ニュース 2022.06.12 セキュアイノベーションと脅威分析研究所、ダークウェブへの情報流出を調査するサービスを提供開始。
株式会社セキュアイノベーションと合同会社脅威分析研究所は、6月1日、「ダークウェブ調査サービス」の提供を開始すると発表した。
このサービスでは、アクセス方法があまり知られていない「ダークウェブ」に情報の公開がされている可能性や「ダークウェブ」上で情報の売買がおこなわれている可能性を調査してもらうことができる。
調査対象は、依頼した情報、知財、IDやパスワードのログイン情報、クレジットカード情報、コンテンツデータとなっており、結果報告についてはレポートが作成されるようだ。
価格は、調査対象によって異なるため、検討している場合は見積りを出してもらうとよいだろう。
闇市場サイトの存在
サイバー攻撃を受けたというニュースを多く目にするだろう。
セキュアイノベーションによれば、情報通信技術の脆弱性を突いたサイバー攻撃の脅威は年々活発になっており、その要因の一つとして、情報の売買などがおこなわれている闇市場サイトの存在が考えられるのだという。
サーバーへの不正アクセスによって盗まれた情報がダークウェブで公開されていた事例もあることから、今後は漏洩した情報の追跡を含めた調査も重要になってくるようだ。
自分の会社で情報漏洩が起きることが心配な人や、サイバー攻撃の対処で手いっぱいで情報漏洩の調査が十分にできていない技術管理者などは、サイバー攻撃を受けた際の被害拡大を防ぐためにも、セキュアイノベーションの「ダークウェブ調査サービス」を検討してみてはどうだろうか。
【関連リンク】
セキュアイノベーションと脅威分析研究所、「ダークウェブ調査サービス」を提供開始(株式会社セキュアイノベーション)
https://www.secure-iv.co.jp/news/6841
TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock
- tag