ニュース 2022.06.09 セキュアなSSO！大塚商会が「Otsuka Gate」を6月1日から提供開始。

6月1日に提供開始となるこのサービスでは、シングルサインオン（SSO）や多要素認証などによる認証管理機能の利用だけでなく、Active Directory（AD）アカウントや、同社が運営するポータルサイト「お客様マイページ」と連携することでパスワードの一元管理や多くのサービスの利用が可能となる。

該当する大塚商会のサービスやIPアドレス制限、多要素認証は無償での利用が可能となっており、大塚商会で契約していないSAML認証のクラウドサービスやActive Directoryとの連携などは、利用者1人あたり月額150円（税別）で利用可能となっている。

テレワークが浸透し、クラウドサービスを利用する機会が増えた人も多いのではないだろうか。

大塚商会も述べているとおり、場所を選ばずに仕事ができるという便利さもあれば、多くのIDを管理しなくてはいけないため、かえってセキュリティが不十分になってしまう場合もある。

しかし、「Otsuka Gate」では、サービスごとにアカウントやパスワードを作成しなくても、さまざまなサービスを利用することができるため、コストを抑えて、便利さやセキュリティの向上が望めるようだ。

大塚商会は今後、管理者の負担がさらに減るようなサービスの追加をしていくとしており、「Otsuka Gate」のサービス開始に期待が高まる。

【関連リンク】

全ての企業のセキュリティ強化とコストメリットを両立するIDaaS「Otsuka Gate」の提供開始(大塚商会)
https://www.otsuka-shokai.co.jp/corporate/release/2022/220525.html

TEXT：セキュリティ通信 編集部
PHOTO：iStock