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群馬県、電子システムのプログラムミスにより3000件以上の情報流出。

ニュース 2022.06.04 群馬県、電子システムのプログラムミスにより3000件以上の情報流出。

群馬県は、5月23日、委託業務の書類確認や提出などに使用する「ぐんま電子納品システム」のプログラムミスによって情報流出の可能性があることを発表した。

同県によれば、システム利用者からプログラムミスがあったことについて報告を受けたのは5月20日だといい、プログラムにミスがあったことが原因で、2022年2月3日~4月20日の期間、委託先業者はシステム利用者情報のダウンロードが可能だったようだ。

上記の期間中、利用者情報のダウンロードをおこなったのは26人、ダウンロードされた利用者情報3,003件のなかには氏名やメールアドレス、会社名などの個人情報が含まれていたという。

発表の時点で、流出した個人情報が悪用された報告は挙がっていないようだ。

群馬県の対応

今回、プログラムミスが発覚した「ぐんま電子納品システム」の運用をおこなっていたのは日本電気株式会社(NEC)。

今回の件の対応として群馬県は、NECに原因などを明らかにすることや、プログラムの改修を依頼しているという。

また、5月19日にダウンロード操作の停止をし、23日には利用者情報のダウンロードをおこなった26人に対して情報の削除を求めるとともに、システムに登録している人へユーザーIDを変更するよう求めている。

【関連リンク】

【5月23日】プログラムミスによる登録情報の流出について(群馬県)
https://www.pref.gunma.jp/houdou/h81g_00059.html

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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