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国内初!三菱UFJ銀行による押印や郵送不要の「口座振替登録 API サービス」

ニュース 2022.03.28 国内初!三菱UFJ銀行による押印や郵送不要の「口座振替登録 API サービス」

三菱UFJ銀行は、3月16日、「口座振替登録 API サービス(口座振替登録手続きをAPIを通じておこなうサービス)」の提供を開始すると発表した。

APIを通じておこなう口座振替登録手続きは国内初のサービスだという。

このサービスでは、ネット上で口座振替登録手続きをおこなうことができるため、従来の書類での手続きにはあった押印や郵送などが必要ない。

残高照会や振込・振替などが利用できる「三菱UFJダイレクト」を開き、口座番号を選択するだけで口座登録が完了するといい、「指紋認証」または「顔認証」を登録済みである場合にはパスワードの入力が不要になるという。

「口座振替登録APIサービス」を利用することで、三菱UFJダイレクトユーザーが簡単にクレジットカードの申し込みができるようにJCBと準備をしているそうだ。JCBと準備を進めているサービスは2022年10月からの提供を予定しているという。

今回のサービス提供による事業者側のメリット。

まず、押印や郵送がなくなったことによって、コストの削減につながるだけでなく、印鑑や口座番号が一致しないなどの問題も起こらなくなることから事務の負担が少なくなる。

また、同意を得た上で「三菱UFJダイレクト」に登録されている情報を取得する「本人確認サポートAPIサービス」と組み合わせると、eKYC(オンラインでの本人確認)と同じタイミングで口座振替登録の手続きが可能になる。これにより事業者は、登録している段階での離脱を防ぐ効果が期待できるという。

このように、今回のサービスはユーザーのメリットが大きいだけでなく、事業者側においてもメリットがあるといえる。

【関連リンク】

「口座振替登録APIサービス」の提供開始について(三菱 UFJ 銀行)
https://www.bk.mufg.jp/news/admin/news0316.pdf

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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