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「facethru」導入、パナソニックの顔認証技術を東京ドームで活用。

ニュース 2022.03.16 「facethru」導入、パナソニックの顔認証技術を東京ドームで活用。

パナソニックは、3月1日、デジタルサイネージを導入するなど過去最大のリニューアルをおこなった東京ドームで、顔認証を利用した入場・決済サービス「facethru(フェイスルー)」を導入すると発表した。

「facethru」は、パナソニックの顔認証クラウドサービスである「KPASクラウド」を活用しており、マスクをしていた場合の認証率は99%以上という実証実験結果も出ている。

このサービスの導入により、今まで存在したチケットの受け渡し等の接触がなくなり、マスクを取らずに正確でスピーディーな入場が可能になることで、新型コロナウイルスの感染リスクを減らす効果が期待できる。

それだけでなく、なりすましやチケットの転売による入場を防ぐことにも効果があるようだ。

運用が開始されるのは、顔認証を利用した決済においては2022年3月2日のオープン戦から、顔認証による入場は3月25日の公式戦からの予定だという。

東京ドーム、キャッシュレス化へ。

顔認証によるサービス提供にともない、東京ドーム内は完全にキャッシュレス化するという。

そのため、売店や客席販売、チケットカウンターなどでは、クレジットカードや交通系ICなどの電子マネー、コード決済が可能な「PayPay」などの利用を促している。

iOSまたはAndroidでインストールが可能なスマートフォンアプリ「GIANTS APP」で顔画像などを登録しておくと、入場する際にゲートの専用レーンが使える上に、東京ドーム内のグッズショップなどで何も持たなくても顔一つだけで買い物ができる。

【関連リンク】

東京ドームでパナソニックの顔認証技術を活用した入場・決済サービスが運用開始(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000004585.000003442.html

東京ドームに幅125mの巨大ビジョン登場 完全キャッシュレスに“顔パス”入場も(ITmedia NEWS)
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2203/03/news108.html

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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