ニュース 2022.03.05 アドビ、デジタルクリエイティブ教材を一般公開。

今回公開が決まった教材は、アドビがクラウドサービスとして提供しているAdobe Creative Cloudについて学べる教材となっている。

2月21日には、初めて「Illustrator」や「Photoshop」を触る生徒向けに2点の教材が公開され、さらに、3月には動画の制作やPhotoshopを使用したデザインなど、実践を通じて学ぶことができる教材が2点公開される予定だ。

2月21日公開の2点は、Google Classroomを利用して、指導者が生徒に課題を出すことも可能だといい、授業で活用しやすいものとなっている。

勝手に内容を変えたり、再配布してはいけないが、誰でも使用可能で、教材を使用するための連絡は不要だという。

教育のカリキュラムにプログラミングが追加されたり、タブレット端末を用いての学習が進められていたりするなど、近年はデジタル化に対応できるよう学校教育においてさまざまな変化が起きている。

しかし、まだデジタル教育は始まったばかりで学習方法や指導方法などを模索している最中なのではないだろうか。

今回のデジタルクリエイティブ教材では、実際にあるアプリを通じて基礎だけでなく実践まで学ぶことができ、具体的な知識や技術が身につくため、中高生のデジタルリテラシー向上に繋がることが期待される。

【関連リンク】

アドビ、角川ドワンゴ学園が開発したデジタルクリエイティブツール学習教材を一般公開～全国すべての生徒の自学自習を可能に、デジタルリテラシー育成を図る～(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000231.000041087.html

TEXT：セキュリティ通信 編集部
PHOTO：iStock