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千葉市、新型コロナウイルスに感染した児童3人分の情報を誤送信

ニュース 2022.03.02 千葉市、新型コロナウイルスに感染した児童3人分の情報を誤送信

千葉市は、2月13日、新型コロナウイルスの感染が確認された児童3人分の個人情報を、2回にわたって、誤ったメールアドレスに送信したことを発表した。

誤送信が行われたのは、2月5日と2月12日。

2月12日に、新型コロナウイルス陽性が確認されたアフタースクールを利用していた児童に対しての情報(氏名、性別、在籍校情報、PCR検査情報、同居家族の氏名・感染状況、保護者連絡先等)が記載されている「聞き取りシート」を、不在であった管理職個人のメールアドレスに送ろうとしたが届かなかったことで、今回の2回にわたる誤送信が発覚した。

その後、12日中に誤送信先のメールアドレスへ削除の依頼をしたが、どんな用途で使われているメールアドレスなのか不明で、13日時点では返事もないという。

メールの誤送信は人為的なミスが原因で起きやすい。

メールの誤送信による個人情報の漏洩は、ニュースでもよく目にするのではないだろうか。

メールの誤送信の原因は入力ミスやファイルの選択ミスなど、多くが人為的なものであるため、どうしても起こりやすい。

今回の件でも、宛先の入力ミスが起こっていたといい、個人情報をメールで送る際、パスワードは設けていなかったようだ。

最近は、設定時間内ならメール送信が取り消せるサービスもあり、メールでなくてもクラウド上で共有することも可能であるため、個人情報のやり取りをする場合には何かしらの対策は必要だろう。

千葉市は、今後の対策として、休日に管理職などが出勤しない場合は端末を持ち帰ってのリモートワークをするなど、休日に対応できる体制を整えていくという。

【関連リンク】

新型コロナウイルス感染症の陽性となったアフタースクール利用児童に係る メールの誤送信について (千葉市)
https://www.city.chiba.jp/somu/shichokoshitsu/hisho/hodo/documents/220213-1.pdf

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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