ニュース 2022.02.20 新会社「FinBASE株式会社」設立 りそな、NTTデータ、日本IBM
2月7日、株式会社りそなホールディングス、株式会社NTTデータ、日本IBM株式会社は、金融デジタルプラットフォームの提供加速のため、新会社設立に向けて合弁契約を取り結んだと発表した。
新会社名は「FinBASE(フィンベース)株式会社」、資本金は1億円、設立予定日は2022年4月1日だ。
事業内容として、プラットフォーム参加者の開拓、情報収集および市場調査等が挙げられている。
本事業では、オープンなプラットフォームの提供を目的とし、今後展開されていく予定の金融デジタルプラットフォームを活用すれば、地域の金融機関等の企業は、決済連携、資産運用、データビジネス、本人認証、サービス連携など、フィンテック企業等の機能やサービスを手軽に利用できるという。
3社が共創する「金融デジタルプラットフォーム」
今回の事業で、市場調査等はりそなが、サービスの企画や運用等はNTTデータと日本IBMが担当する。
3社はそれぞれが掲げる自社の戦略に基づき、役割を分担しながら金融業界の発展に力を入れていくようだ。
りそな、NTTデータ、日本IBMの3社は、今回の試みによって、さまざまな地域の利用者の体験価値の向上、利用のしやすさ、地域経済の活性化や持続可能な社会の構築を目指すとしており、今後の動向に注目が高まる。
【関連リンク】
合弁会社「FinBASE株式会社」の設立について~金融デジタルプラットフォームの提供を加速~(りそなホールディングス)
https://www.resona-gr.co.jp/holdings/news/hd_c/detail/20220207_2418.html
TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock
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