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LINE公開範囲の設定ミス、非公開設定の友だちに投稿が見られてしまう不具合発生

ニュース 2022.01.31 LINE公開範囲の設定ミス、非公開設定の友だちに投稿が見られてしまう不具合発生

LINEは、1月12日、LINEの一機能である「LINE VOOM」に不具合が発覚し、非公開設定にしていた「友だち」にも投稿が閲覧されてしまう状態になっていたことを発表した。現在、不具合は修正済み。

LINE VOOMは、動画を閲覧・投稿できるLINEの機能。

LINE公式アカウントの管理画面上から「タイムライン」がなくなり「LINE VOOM」が表示されるようになっている。また、LINEアプリでも、2021年11月25日に、LINE VOOMのAndroid版、12月13日にiOS版が公開されている。

LINE「タイムライン」から「LINE VOOM」へ移行時に設定ミス

「LINE VOOM」は「LINEタイムライン」がリニューアルしたもの。

LINEによれば、このサービス移行時に設定ミスがあり、公開範囲が適切に機能しなくなっていたことが、今回発生した不具合の原因だという。

タイムライン上では「非公開」設定にしていた友だちの画面に、投稿が表示されてしまったアカウントは、111万アカウントあるという。「ブロックした友だち」には公開されていない。

不具合は、サービス提供開始日から既に発生していたが、本格的に調査を開始したのは12月28日。1月10日から11日に不具合修正対応を完了した。

今回の不具合について、対象ユーザーにはLINE経由で通知をしているという。しかし、システム上の不具合は修正できても、各ユーザーの現場で生じるかもしれない人間関係などの不具合には、責任も持てず、修正もできない。公開されてしまった投稿を見なかったことにするのは、無理なのだから。

【関連リンク】

・LINE VOOMの公開範囲の設定における不具合のお知らせとお詫び(LINE)
https://linecorp.com/ja/security/article/400

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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