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観光庁も推進するワーケーション&ブレジャーを取り入れる企業

ニュース 2021.12.04 観光庁も推進するワーケーション&ブレジャーを取り入れる企業

本社のある都心から離れた地域にサテライトオフィスを置いて、社員にワーケーションという働き方の選択肢を用意したり、地域と企業が連携することで、企業にワーケーションの仕組みを導入したり、働き方の多様化は日に日に進んでいっているようだ。

国土交通省観光庁でも、「『新たな旅のスタイル』ワーケーション&ブレジャー」と題したホームページを設け、日本航空(東京都品川区)やサイボウズ(東京都中央区)など、ワーケーションを導入した企業の事例を紹介するなどして、新しい働き方のサポートを試みている。

こうしたなか、長崎県では、ワーケーション促進のための企業向けマッチングイベントを12月13日に開催予定で、東京の経団連国際会議場とオンラインの両方で実施する。

また11月には、長崎市と東京都中央区のITサービス企業CACが連携。社員約70人のうち約30人が、年内に長崎市内で2泊3日のワーケーションを体験するという。

ワーケーション&ブレジャーを生活に取り入れよう!と思うときに気になること

新しい暮らし方、働き方と向き合うとき、気になるのは、生活への取り入れやすさや心地良さだろう。この先も自身の暮らしに取り入れていきたいと思えるかが、定着するかどうかの分かれ目だ。

仕事のしやすさでいえば、WiFiの使い勝手は最も知りたいところだ。一般的にホテルやカフェのフリーWiFiは暗号化されていない場合もあり、安全とはいえない。大企業などでは、ホテルのWiFiにつなぐことを禁じているケースも多い。安心で高速なネットワーク環境がどのくらい用意されているものなのか。または、ポケットWiFiなどを持つことで個人が解決するものという認識を広めていくものなのか。

また、過ごしやすさでいえば、観光庁のホームページ「『新たな旅のスタイル』ワーケーション&ブレジャー」にもあるように、ワーケーションの効果が出やすいのは、3泊以上からという統計もある。

1泊や2泊という長さの滞在は、移動に取られる時間が大半を占めてしまい、慌ただしく落ち着かないばかりか、地域の人たちと交流するなど、良さを体感する暇を持つことも難しいからだ。

住まいから離れた地域に移動し、そこでの暮らしを体験しながら、安心して仕事に集中するために求められることは何か。

体験した人たちの声を取り入れながら、新しい暮らし方、働き方が本当の意味で育ち、定着していくのを楽しみにしていきたい。

【関連リンク】

・長崎県が企業向け無料マッチングイベントを12月13日に開催、オンラインと東京・経団連会館にて(INTERNET Watch)
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1368640.html

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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