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Instagram全サービス利用者に誕生日の登録を義務付け

ニュース 2021.09.15 Instagram全サービス利用者に誕生日の登録を義務付け

米Facebookは、8月30日(米国時間)、傘下のInstagramのログインに生年月日の登録を必須にすると発表した。

新規ユーザーに対しては、2019年12月から生年月日登録を求めるようになっているが、今回は、誕生日未登録の既存ユーザーに対しても登録を求めていく。

アプリを開いた際に生年月日の入力を促し、期日を過ぎても入力がない場合は、入力が完了するまでサービスの利用ができなくなる。

また、生年月日を入力していないユーザーには、投稿の一部が警告表示で隠れて見えなくなり、誕生日の入力が完了するまで見ることができない。

この変更は、Instagramが開発中の若年層ユーザーを保護するための準備でもあるという。現在、Instagramは、サービス利用可能年齢を13歳以上とし、16歳未満の新規アカウントでは初期設定を非公開投稿のみに、また18歳未満のユーザーに対しては、ターゲット広告の制限も行っている。誕生日登録は、こうした対策を一層強化する目的だ。

Instagram、偽の生年月日登録を人工知能で判別へ

同社は、新規登録ユーザーに対しては、2019年から生年月日の入力を必須にしている。しかし現在は、自己申告に頼っているため、事実と異なる年齢を入力することも実質可能だ。

偽情報入力に対する対策としては、人工知能(AI)システムを開発中だという。

フォロワーの「お誕生日おめでとう」というコメント投稿から実際の年齢を推測したり、サービスの利用状況から、年齢を偽っている可能性が高いとシステムが判断することも可能になる。

現在、自分がInstagramに生年月日を登録しているかどうかは、プロフィールの編集画面から「個人情報の設定」で確認することができる。

【関連リンク】

・Instagram、本当の誕生日登録を全ユーザーに義務付けへ(ITmedia)https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2108/31/news082.html

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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