ニュース 2021.08.03 トレンドマイクロ、DXを担うプロデューサー人材のための教育プログラムをスタート
日本企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現していくためには、単なるIT化ではなく、IT化を経て生まれる、新たなビジネスモデルやダイナミックな組織改革の可能性など、変革後の姿を分かりやすく提示し、組織をひっぱっていく力も必要だ。
そのためには、IT専門家ではない、ITを理解しているプロデューサーとしてのDX人材も不可欠となる。
サイバーセキュリティ企業のトレンドマイクロ(東京都渋谷区)は、8月中旬より、法人組織の事業統括責任者など、プロデューサーに向けたセキュリティ教育サービスをオンラインで開始することを発表した。
トレンドマイクロの新たな教育プログラムは、同社研究所が提供
トレンドマイクロの新たな教育プログラムは、対象を法人組織のIT担当者ではなく、IT化を推進したうえで組織やビジネスの在り方を考える、最高情報セキュリティ責任者(CISO)、デジタルトランスフォーメーション担当者、事業統括責任者などを対象にしている。
提供するのは、「トレンドマイクロ サイバーセキュリティ・イノベーション研究所 セキュリティ・ナレッジ&エデュケーション・センター」で、同社がこれまでセキュリティ対策ソフトの提供を通じて得た知識が、教育プログラムに活用されることになる。
トレーニングは、基本的にオンラインで行われ、「CISO向け」「事業統括責任者向け」は、それぞれ1日間で費用は10万円。「DX推進担当者向け」は2日間で費用は18万円。2023年末までの2年余りで8万人の受講を見込む。
【関連リンク】
・プレスリリース:CISO、事業統括責任者、DX推進担当者向けセキュリティ教育を新たに提供(トレンドマイクロ)
https://www.trendmicro.com/ja_jp/about/press-release/2021/pr-20210714-01.html
TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock
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