ニュース 2021.05.30 セキュリティ技術国際コンテストSECCON CTF2021、概要発表

開催期間は、2021年5月から2022年3月で、5月22日、23日のCTF未経験者向け勉強会「SECCON Beginners」からスタートした。

CTFとは、Capture the Flagの略称で、セキュリティ技術を競う競技。参加者は、サイバー攻撃への対処スキルを駆使して、問題解決に挑む。

世界中から参加者が集まるオンラインCTF国際大会「SECCON CTF」は、12月10日、11日に開催予定。2019年のオンライン予選には、世界64の国と地域から、799チームが参加した。

SECCONは、2012年に発足したJNSA内のボランティア組織。

世界で通用する情報セキュリティ人材の育成と発掘を目的としており、さらには、日本の情報セキュリティそのものを世界トップレベルに育てることを視野に入れているという。

そのため、SECCON開催期間中に行われる5つのイベントメニューは、初心者からハイレベルの技術者まで、様々なレベルの人がアプローチしやすいように配慮されている。

経験が少ない人が参加しやすいイベントとして、女性限定の「CTF for GIRLS」、体験型ワークショップ「SECCON Workshop」があり、「SECCON Beginners」は5月22日、23日以外に夏季開催も予定しているという。

また、経験者向けには、パネルディスカッションなどを行うカンファレンス「電脳会議」があり、12月18日、19日で開催予定だ。

新型コロナウィルス感染症の感染拡大防止のため、全てがオンライン開催となる見込み。

【関連リンク】

・プレスリリース：幅広い業界から注目を集める日本最大の情報セキュリティコンテスト「SECCON 2021」今年も開催します（日本ネットワークセキュリティ協会）
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000079668.html

TEXT：セキュリティ通信 編集部
PHOTO：iStock