ニュース 2021.05.23 長野県小諸市でエンジニアとして活躍したい小諸市民を募集中
長野県小諸市は、5月7日、システム開発のBTM(東京都渋谷区)と地方創生のための連携協定を結んだ。
同社は、小諸市に新拠点「イノベーションハブこもろラボ」を設けるほか、7月には、市内でITエンジニアを育成する「ITエンジニア養成スクール」を開校する。
スクール参加対象者は、第一線で活躍するエンジニアを目指したい小諸市民で、PCの簡単な操作ができれば申し込める。
詳しい案内は、小諸市のホームページにて、準備できたところから随時更新中だ。
新型コロナウイルス禍で、地方移転する企業も多い。こうした中、BTMは、東京から全国各地のラボエンジニアに対して、リモートで指揮をするスタイルで、独自のリモート開発体制を推進している。
現在、同社の地方ラボは、佐賀、水戸、京都、札幌など、昨年までで7つのラボが稼働中だ。
地方創生で全国各地にIT開発支援ラボ
BTMは、「日本の全世代を活性化する」ことをミッションに掲げ、ITシステムの受託開発事業などを行う。
全世代の活性化のためには、地方創生も欠かせないと考え、リモートラボ開発事業では、地方の「人材の発掘と雇用」「業務提供機会の創出」を推進している。
小諸市との協定締結では、システム開発の受託事業のほか、2022年春には、コワーキングスペースの開設も検討中。
同市は「人材の育成などを通じて、さらなるIT企業の誘致につなげていきたい」とした。
【関連リンク】
・長野県小諸市、都内ITベンチャーと地方創生で連携(日経新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC078XZ0X00C21A5000000/
TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock
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