ニュース 2021.04.22 意図的にポジティブ思考を取り入れる、Pinterstの世界

Pinterest共同創業者兼デザイン・クリエイティブ最高責任者のEvan Sharpは、発表に際し、ユーザーから「 Pinterestは、インターネットに残された最後のポジティブな世界」だと評価され続けてきたとコメント。

「ネガティブな空気を排除するのと同じくらい意図的に、ポジティブ思考を取り入れる必要があるということも学んだ」と伝えた。

Pinterestは、2010年にリリースされ、今年で11年目。昨年2020年、月間アクティブユーザー数は4億人を超え、男性ユーザーも前年比で50%近く急増している。

新しく追加されるクリエイターコードは、クリエイターが投稿をする際に、思いやりを忘れずにいることを、自然な流れで同意してもらうためのプロセス。

クリエイターが「ストーリーピン」を投稿しようとすると、「優しさを忘れずに」「事実に基づいた内容で」「多様性に配慮する」といった、投稿に対して配慮してほしいポイントを自然な流れで見てもらい、同意を促す。

コメント管理ツールは、クリエイターとユーザー双方が気持ちよく交流するための機能で、ユーザーのコメント内容が攻撃的でないかなど確認をする「ポジティブリマインダー」、クリエイター権限でコメントの管理を行える「管理ツール」、そして「スパム防止シグナル」の3機能からなる。

積極的にポジティブ思考を取り入れるこうした機能により、益々、時代が求める魅力的なサービスとして成長していく可能性がある。

【関連リンク】

・プレスリリース：Pinterest がポジティブで安全なプラットフォームであり続けるためのガイドライン「クリエイターコード」と「コメント管理ツール」を導入（ピンタレスト・ジャパン）
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000069.000037183.html

TEXT：セキュリティ通信 編集部
PHOTO：iStock