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NTTドコモが富士通の5G対応不審者検知ソリューション採用

ニュース 2021.02.05 富士通、5G対応不審者検知ソリューションをドコモに提供

富士通は、1月20日、「不審者検知ソリューション」を同日、NTTドコモに提供したと発表した。

この技術は、監視カメラの映像を解析することで、不審な行動をしそうな人物を特定の振動パターンなどから判断し、事前に検知する。

ドコモは、同技術に5G通信技術を組み合わせ、「ドコモ5Gオープンパートナープログラム」に参画するパートナー企業に提供を開始。

ドコモの同プログラムは、5Gサービスの拡大をめざしたソリューション共創のため、2018年2月に開設され、2020年11月時点でパートナー数は3500社を超え、2021年度末までには5,000社の参画を目指しているという。

判断基準は、人の「特有振動パターン」で教師データ不要。

同技術の特徴は、特有振動パターンを使用する点。

機械学習の異常検知では、「異常」識別のため、まずは過去の標準パターンを登録する。標準パターンを学習させることで、標準と異なるものを認識した際に、「異常あり」として識別する仕組みだ。

今回の富士通「不審者検知ソリューション」では、その標準パターンを登録する代わりに、人がストレスや恐怖を感じたときに発する振動現象である特有振動パターンを使うという。

事前に教師データを登録する必要がないため、開発コストが削減され、新規導入の準備期間も短縮される。また、導入済みの監視カメラを活用することも可能とした。

【関連リンク】

・NTTドコモ様、5Gによる新たな価値創出に向け、富士通の不審者検知ソリューションを採用(富士通)
https://pr.fujitsu.com/jp/news/2021/01/20.html

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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