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ウィルス感染被害撲滅キャンペーン

ニュース 2020.12.20 サイバーセキュリティ総研 Emotet感染被害撲滅キャンペーン「エモテットアクション」発足

サイバーセキュリティ総研は、12月1日、Emotetウィルスの感染被害撲滅キャンペーンとして「エモテットアクション」を発足したことを発表した。

エモテットアクションとは、サイバーセキュリティ総研が主催するEmotet被害撲滅キャンペーン。企業同士でお互いに注意し合うことで、Emotetウィルス感染拡大を防ぐと共に、万が一自社が感染した際にも取引先などへの注意喚起を躊躇なく行えるよう立ち上げたという。

「エモテットアクション」では、パートナーとして参画した企業に、Emotet対策専用ソフト「エモテットバスター」を無償提供し、対策意識を高めるための啓発ポスターも配布する。

感染力・拡散力の高さは驚異的 Emotetを撲滅するためにできること

トレンドマイクロの調査によると、2020年9月以降、Emotetに感染した端末が国内で爆発的に増加していることが分かっている。8月と比較すると、感染台数は、一か月で約8倍に増加。検出数は過去最大規模だった。

Emotetは、標的としたコンピューターのユーザーに気づかれることなく侵入して感染させるため、感染力が非常に高い。また、知人のメールを装うなどして届くことから拡散力も高く、一度感染すると組織内のみならず、企業周辺の関係会社にも広まりやすいため多数の大手企業が被害に遭っている。

ウィルスの猛威を止めるためには、ウィルスの脅威を認識し、感染しないための作法を身につけること。感染が疑われる場合には、迅速な情報共有が助けになる、といった共通認識を広めていくことが、いまできる最速で確実な対策となるだろう。

【関連リンク】

・プレスリリース(サイバーセキュリティ総研)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000056836.html

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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