ニュース 2020.12.05 NEC　Amazon Web Servicesと日本初のコーポレートレベルの戦略的協業開始

NECは、11月13日、Amazon Web Services（AWS）とコーポレートレベルの戦略的協業契約を締結したと発表した。

この協業によりNECは、AWSを用いる第二期政府共通プラットフォームの運用管理業務の事業者にも採択されたとし、今後は、AWSプロフェッショナルサービスの支援を受けて、官公庁や金融、医療など、業種ごとに最適化したマネージドサービスを開発提供していく。

DX推進サポート体制強化　提供メニューから人材開発まで

NECはデジタルトランスフォーメーション(DX) の推進に向けて、グローバルに活躍しているアビームコンサルティング(株)と連携し、7月からは、AWSをベースにした国内最大級のSAPシステム導入プロジェクトを開始。

企業などのAWS導入実現を迅速にサポートするための「オファリングメニュー」の共同開発を行っている。

NECのオファリングメニューとは、お客さまの経営課題を元にNEC全社の知見を集結した価値提供モデルを「DXオファリングメニュー」として整備したもので、DX戦略の構想や策定から業種別ビジネス、人材育成までをカバーしたもの。

デジタル人材の育成については、NECグループ内にいる1500人のAWS認定資格保有者を今後3年間で2倍の3000人に増やし、コンサル体制の強化も進めていくとした。

【関連リンク】

・NEC、米国AWSと日本で初めてコーポレートレベルの戦略的協業を締結（NEC）
https://jpn.nec.com/press/202011/20201113_01.html

・NEC、デジタル化の加速を見据え、DXへの取り組みを強化（NEC）
https://jpn.nec.com/press/202007/20200707_01.html

TEXT：セキュリティ通信編集部
PHOTO：iStock