ニュース 2020.10.22 Googleのセキュリティ通知機能がアップグレード
Googleは米国時間10月7日にセキュリティとプライバシーの保護を強化する新機能の発表を行った。
Googleは、アカウントのアクティビティを常に監視している。普段とは異なるPCやスマートフォンでのログイン、普段と異なる場所からのログインなど、アカウントの不正利用の可能性が高い場合、ユーザーにメールでアラートを送信する機能を2015年から提供していた。
今回の発表された新機能は、セキュリティ通知をメールだけでなく、アカウントアイコンでプッシュ通知するというものだ。
使用しているGoogleアカウントにセキュリティリスクが確認された際、メールに届くアラートを確認しなくても、自動的にプッシュ通知されるため、アラートの確認が容易になる。
Googleアシスタントにゲストモードが追加
セキュリティアラートのプッシュ通知に加え、Googleアシスタント(音声認識人工知能)にゲストモードが追加された。
Googleの各種サービスでは検索履歴が残らないシークレットモードを提供しているが、今回、Googleアシスタントにゲストモードが追加されたことで、スマートスピーカーに話しかけた際の会話履歴が残らなくなる。
「OK Google、今言ったことを削除して」と指示することによって、PCやスマートフォンから履歴の削除が可能になる。
【関連リンク】
・Google、アシスタントの”シークレットモード”追加や「セキュリティ通知」改善(IT Media NEWS)
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2010/08/news063.html
・グーグル、アカウントのセキュリティ通知改善--「Googleアシスタント」にゲストモードも(CNET JAPAN)
https://japan.cnet.com/article/35160632/
TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock
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