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ホテルでのCookie管理

ニュース 2020.10.20 日本ホテル株式会社、約30のWebサイトにてクッキーの一元管理ツールを導入

デジタル戦略の立案からマーケティングテクノロジーの導入・活用支援までを支援するアンダーワークス株式会社は9月29日、首都圏を中心にホテルを展開するJR東日本グループの日本ホテル株式会社が、コーポレイトサイト・ブランドサイトを含む約30のサイトで「Ensighten」の導入を決定したことを発表した。

「Ensighten」とは、全世界25,000以上のWebサイトで利用されており、Webサイト上で収集される顧客のあらゆるCookie(クッキー)データを一元的に管理し、安全に顧客データの収集・活用を可能にするソリューション。

日本ホテル社が運営するホテルは日本人だけでなく、世界各国からの外国の旅行者やビジネスマンに利用されており、WebサイトでのCookie利用に関して、2018年5月に施行された欧州の新たな個人情報保護規制、GDPR(一般データ保護規制)や2020年1月に施行されたCCPA(カリフォルニア州消費者プライバシー法)を順守する対応が急がれていた。

Ensightenの利用でGDPR、CCPAへの対応実施

Ensightenは、顧客がWebサイト上でCookieの利用を同意する前にCookie利用を停止する「ゼロクッキーロード」を実現し、GDPRなどに対応したCookieデータ利用時の顧客の同意獲得が可能な点や、同意に基づく一元的なデータ管理が可能となることで個人情報の漏えいが防止できる点が評価されている。

日本ホテルの広報・ブランド戦略部の佐藤進常務取締役によると、ホテル業界でもコロナ禍でデジタル化が一層進むと考えており、GDPR対応やセキュリティ強化のためにCookieの同意取得を確実に、かつ効率的に管理できるソリューションを探していたという。

そのような中で「Ensighten」はGDPRやCCPAに対応しながらも、最高レベルの安全を担保できるソリューションであることから採用を決定したとしている。

導入は今年秋を予定し、今後はJRホテルメンバーズ加盟各社への展開も予定している。

【関連リンク】

・日本ホテル株式会社、ブランドサイト含む約30サイトに「ENSIGHTEN」の導入を決定(under works)
https://www.underworks.co.jp/2020/09/29/news-pr-ensighten-nipponhotel/

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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