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偽物の広告に要注意

ニュース 2020.09.12 SNS広告から偽サイトに誘導する手口が登場

サイバーセキュリティ大手のトレンドマイクロ株式会社は8月18日、SNS上の広告から偽のショッピングサイトに誘導される手口が確認されているとして注意喚起を行なった。

同社によると、今回確認された偽のショッピングサイトは実際に存在する家具などを取り扱うサイトで、フェイスブック上に通常は4万円以上もする商品が1万円以下で買えるという広告を表示することで偽サイトに誘導していた。

また、広告に利用されている写真や広告をクリックして遷移する偽サイト内の画像や会社情報は正規のサイトから流用しているため、一見すると本物のように見えてしまうという。

買い物をする場合は正規サイトからアクセスを

偽サイトにログインし、個人情報やクレジットカード情報を入力してしまうと、支払った代金を騙し取られて商品が届かなかったり、決済に利用したクレジットカード情報を悪用されてしまうほか、個人情報をネットで売買されてしまう危険性もある。

最近は偽ショッピングサイトも正規のサイトから広告の写真や会社概要などのデータを流用しており、偽サイトであることを見分けるのが難しくなっているため今までよりも一層注意が必要だ。

トレンドマイクロではSNS上の広告から偽サイトに誘導されることを防ぐ対策として、SNS上の広告に安易にアクセスしないようにし、購入する場合は公式アカウントや正規サイトから情報を得るようにすることなどが重要だとしている。

また、初めてアクセスしたショッピングサイトは、利用する前に社名やネット上の情報を確認するようにし、詐欺事例や注意喚起が出ていないか注意するよう呼びかけている。

【関連リンク】

・【注意喚起】SNS広告から誘導する偽のショッピングサイトに注意(トレンドマイクロ)
https://www.is702.jp/news/3726/

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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