ニュース 2020.06.04 名探偵コナン検定受験者のメールアドレス流出、メール誤送信か
株式会社サイバードが運営する名探偵コナン検定運営事務局は5月20日、事務局が実施する人気アニメ「名探偵コナン」の知識量を測る「名探偵コナン検定」の受験者にメールを送る際送信ミスがあり、メールアドレスが流出したことを発表した。
運営事務局によれば、2019年10月に開催した第1回名探偵コナン検定の受験申込みをした2015名に対して、2020年5月19日に第2回名探偵コナン検定のお知らせメールを送信する際、受信者間でメールアドレスが閲覧できる形で一斉送信が行われメールアドレス流出が発生したという。
誤送信の原因は運営事務局の不手際だと説明している。
名探偵コナン検定とは、株式会社小学館と株式会社サイバードが主催するコナン知識量を測るための公式検定。
1級から3級まで階級別に人気コミックス「名探偵コナン」にまつわる問題を出題し、正答率によって「青山先生描き下ろしイラスト入りの“公式認定書”」を発行するというものだ。
流出した情報はメールアドレスのみ
流出した情報については名前、住所、電話番号などの個人情報は一切含まれておらず、メールアドレスのみであると説明されている。
検定運営事務局は、メールアドレスが流出した対象の申込者に対して同日お詫びのメールを送るとともに当該メールを削除するよう依頼している。
さらに不審なメールを受信した場合や、メールアドレス流出に関する質問に対応できるよう問い合わせ窓口の設置も行なっている。
検定運営事務局では今後個人情報の取り扱いに関して厳重に注意したうえで運用管理体制について見直し、再発防止に務めていくとしている。
【関連リンク】
・メールアドレス流出に関するお詫びとお知らせ(名探偵コナン検定運営事務局)
https://lp.conan-kentei.jp/01.html
TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock