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新型コロナ利用した偽販売サイト

ニュース 2020.05.12 新型コロナウイルスに便乗した偽販売サイトが急増

ソフトバンクグループのBBソフトサービス株式会社は4月28日、「インターネット詐欺リポート」を発表し、3月度は新型コロナウイルスの感染拡大に便乗した偽販売サイトが急増していたことを明らかにした。

リポートによると、マスクや除菌グッズなど品薄になっているウイルス対策用品を取り扱う偽販売サイトは、2月の0件と比べ新型コロナウイルスの感染が拡がった3月は32件発生したという。

この調査結果は、同社のネット詐欺専用のセキュリティソフトである「詐欺ウォール/Internet SagiWall」で収集した危険性の高い詐欺サイトを分析したもの。

3月度に新たに検知した偽販売サイトの中で、マスクや除菌スプレーなどの商品を取り扱っているサイトが15.9%を占め、新型コロナウイルス感染対策のためにマスクなど衛生用品関連の購入を求め偽販売サイトに誘導されていることが判明した。

テレワーク関連用品の偽販売サイトも確認

マスクなどの衛生用品以外にも、プリンターのインクカートリッジやパソコン用モニターなどテレワーク関連用品を販売する偽サイトも確認されている。

現在、新型コロナウイルス対策としてテレワークの必要性が高まり、それに伴いテレワークを導入する企業も増えているため、今後もテレワーク関連用品を扱う偽販売サイトが増加する可能性があるとして注意を呼びかけている。

万が一、偽販売サイトで商品を購入してしまうと、注文したものと異なる模倣品が届いたり、商品が届かず返金もされないという被害にあうだけでなく、悪意のある第三者がクレジットカード情報を利用し二次被害に遭う可能性もあるため注意が必要だ。

【関連リンク】

・新型コロナウイルス感染症の流行に便乗した偽販売サイトが発生(BBソフトサービス株式会社)
https://www.onlinesecurity.jp/reports/2020/202004.html?_ebx=3tm8whb27.1588694034.7aqo9rn

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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