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セキュリティハンドブックが最新化

ニュース 2020.05.11 NISC「インターネットの安全・安心ハンドブック」更新版を無料公開

内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)は4月20日、サイバーセキュリティに関する普及啓発活動の一環として作成された「インターネットの安全・安心ハンドブック Ver 4.10」を公開した。

同ガイドブックは、情報セキュリティについて初めて学ぶ人にも理解しやすいようにイラストや図解を使い、身近な話題からインターネットを安全に使うための情報セキュリティの基礎的な知識を学ぶことを目的に作られたものだ。

もともとは家庭や学校などでのネットリテラシーやセキュリティ教育・指導のためのガイドブックを意識して作成されている。

セキュリティハンドブックが最新化

インターネットの安全・安心ハンドブック(出典:NISC)

2019年に「情報セキュリティハンドブック」から名称を変更し「Ver 4.00」を公開したが、今回のVer 4.10は同年6月に公開された「Ver 4.03」のバージョンアップとなる。

最近のセキュリティ動向を踏まえた実用的な内容が特徴

「インターネットの安全・安心ハンドブック Ver 4.10」は本編が全5章の構成で、まえがきとあとがきに当たるプロローグとエピローグに加え、巻末には用語集と関連サイト一覧が収録されている。

今回の更新では「多要素認証」や「中間者攻撃」の事例を反映し、「ハードディスク破棄」の解説を更新したほか、「EV-SSL」の内容を修正。コラムも新たに追加された。

同ガイドブックは、NISCの公式サイトよりPDFファイルがダウンロード・閲覧可能で、国内26の電子書籍サイトでも電子書籍版が無料配布されている他、スマートフォン向けにアプリの配信もある。

【関連サイト】

・「インターネットの安全・安心ハンドブック」について(NISC)
https://www.nisc.go.jp/security-site/handbook/index.html

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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