ニュース 2022.07.13 マイナンバーカードによる公的個人認証サービスが「＋メッセージ」で開始！
KDDI株式会社・株式会社NTTドコモ・ソフトバンク株式会社は、6月29日、メッセージアプリ「＋メッセージ (プラスメッセ―ジ)」内の公式アカウント(今後、公開予定)で、マイナンバーカードを用いてオンラインでの本人確認が可能となる公的個人認証サービス（JPKI）に対応すると発表した。
「＋メッセージ」は、キャリア関係なく、電話番号だけでテキストや画像のやりとりができるというもの。
JPKIでは、マイナンバーカードのICチップに記録された電子証明書を活用するため、第三者によるなりすましやデータを改ざんされるのを防ぐことができるという。
これが可能となる機種は、NFCの読み取りに対応しているiOS13.1 以上もしくはAndroid6.0 以上のスマートフォンとタブレットだといい、開始は7月以降だと公表している。
利便性の向上や郵便物のデジタル化につながる。
現在、契約手続きなどをオンライン上でおこない、本人認証が必要になった場合には、証明証と本人を撮影して送るeKYCとよばれる技術を使用している。
これには証明証と本人を撮影するという手間があるが、JPKIに対応すれば暗証番号を入力し、バーコードをかざすだけなので、利便性の向上が期待できるだろう。
また、3社によって認証を受けた信用できる企業や団体などからメッセージを受け取れるだけでなく、本人だけが開封できるメッセージも利用することが可能となるといい、行政機関や企業における郵便物のデジタル化にもつながるという。
【関連リンク】
「＋メッセージ」がマイナンバーカードでの公的個人認証に対応
(KDDI株式会社)
https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2022/06/29/6141.html
(株式会社NTTドコモ)
https://www.docomo.ne.jp/info/news_release/2022/06/29_00.html
(ソフトバンク株式会社)
https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2022/20220629_01/
TEXT：セキュリティ通信 編集部
PHOTO：iStock
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