トピックス 2019.01.24 スマホ本体の設定は必須！画面ロックとプライバシーの設定方法

スマホを購入・機種変更したら、本体やインストールしたアプリのセキュリティに関する設定を変更してから使用するようにしましょう。

第三者に見られる心配があるときや紛失したときなど、自分以外の人が使おうとしても画面を操作できないようにするのが、「画面ロック」です。
画面ロックは最も基本的なセキュリティ対策になります。

カメラや連絡先など、スマホ本体の機能や情報へアクセスする許可を必要とする場合があります。必要のない情報へのアクセスは許可しない方が安心でしょう。

「端末を探す」機能をONにしておくと、紛失時に見つけやすくなります。遠隔操作でスマホを他人に使われないようロックすることも可能です。

スマホのOSを常に最新の状態にしておくこと、セキュリティ対策アプリをインストールしておくことも、外部からの攻撃を防ぐうえで有効な方法です。

スマホの画面をロックする方法は、AndroidとiPhoneで異なります。それぞれ設定する手順をご紹介します（※機種によっては一部メニュー名や手順が異なる場合もあります）。

Androidには、指であらかじめ決めた形を描く「パターン」、4つの数字の組み合わせである「PIN」、パスワードの3種類の「標準ロック」を設定できます。

特定の場所で自動的に解除する機能や、端末によっては指紋認証機能もあります。
標準ロックは、スマホの「設定」内にある「セキュリティと現在地情報」または「セキュリティ」から行ってください。

iPhoneではパスコード（iOS9以降はデフォルトで6桁の数字）によるロックが可能です。パスコードの桁数は変更することもできます。
パスコードの設定は、スマホの「設定」内の、「Touch IDとパスコード」または「Face IDとパスコード」から行います。

アプリを利用する際は、情報公開の範囲が適切かどうか、必要以上の権限をアプリに与えていないかを確認しましょう。

アプリをインストールすると、アプリが必要な機能へのアクセス許可をユーザーに求める画面が表示されます。カメラや写真、電話帳、位置情報などです。このアクセス許可はいつでも変更することができます。
アプリの機能が制限されることがありますが、アクセスしてほしくない情報があればOFFにした方が安心です。

多くのSNSにおいて、投稿メッセージの公開範囲は「全体公開」がデフォルトになっていることが多いようです。
友だちにしか知らせたくない投稿や、全体に公開したくない場合は、設定画面で公開範囲を知人友人だけに限定しましょう。

Twitterはアカウントの設定画面で非公開に設定することが可能です。FacebookとLINEはアカウント管理画面で基本設定を変更し、投稿ごとに公開範囲を決められるようになっています。
ただし、このようなSNSは仕様が変更になることがあります。利用しているSNSから仕様変更のお知らせが届いたら、必ずチェックすることをおすすめします。

スマホ本体とアプリの設定は最低限必要なセキュリティ対策のひとつです。そのほかにおすすめしたいのは、セキュリティソフトやサービスの利用です。

セキュリティ対策ソフトの開発会社、インターネットプロバイダーや携帯電話会社などでは、ウイルスチェック、有害サイトの閲覧制限、SNSの公開範囲設定のチェックなど、インターネットのさまざまな脅威に対応したツールを提供しています。
安心してスマホを使用するために、そのようなツールやサービスを利用することも検討してみてはいかがでしょうか。

今回は、自分で簡単に設定できるスマホのセキュリティ対策についてご紹介しました。スマホやアプリの設定方法は、今後変更される可能性は常にあります。機種変更したときや、アプリのアップデートがあったときは、セキュリティに関する設定について確認するようにしましょう。

TEXT：セキュリティ通信 編集部
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