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横浜の化粧品販売店、1万1000件以上の顧客情報が含まれているUSBメモリを紛失。

ニュース 2022.08.27 横浜の化粧品販売店、1万1000件以上の顧客情報が含まれているUSBメモリを紛失。

株式会社たしろ薬品は、8月15日、顧客情報が含まれているUSBメモリを紛失したことを発表した。

今回の紛失は、7月10日に閉店した「THE COSMETIC TERRACE BlueStripeルミネ横浜店」で起きたもので、紛失したことが明らかになったのは7月21日だという。

紛失したことが明らかになった翌日に、警察などへの届出を済ませ、28日には個人情報保護委員会への報告を済ませたとしており、8月2日にカネボウ化粧品担当者立ち合いのもとでバックアップデータの復旧をしたのだという。

紛失したUSBメモリに情報が含まれている顧客へは、今回の発表が出された15日から個別での連絡を開始しているようだ。

閉店後の撤去作業に追われていたことが理由

紛失したUSBメモリには、2011年1月27日から閉店した日までの間に、紛失が起きた店舗にてカネボウ化粧品の商品を購入し、さらに、メーカーの顧客管理システムに登録した顧客情報1万1147件が入っていたという。

発表が出された時点では、顧客情報が不正に利用されたなどの報告は受けていないようだ。

今回の件について、閉店後の撤去作業に追われていたことが理由で、顧客情報を含んだ媒体の管理が疎かになってしまったと述べている。

発表時点でUSBメモリは発見されていないため不安を感じる人もいると考えられるが、今後おこなわれる再発防止によって、同じことが起こらないよう期待したい。

【関連リンク】

・個人情報が記録されたUSBメモリ紛失について ご報告とお詫び(THE COSMETIC TERRACE)
https://www.tashiro-co.com/18408

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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