ニュース 2022.08.20 Google翻訳の正規URLから届く、Amazonなどを装ったフィッシング詐欺に注意が必要!
フィッシング対策協議会は、Google翻訳の正規URLから始まるメールアドレスを使用し、Amazonなどを装うフィッシング詐欺が確認されていると発表し、注意喚起をした。
同協議会によれば、不正アクセスの可能性があるためアカウントの利用確認が必要だというメールを送り、メール内のURLのクリックを促し、フィッシングサイトへ移動させるという手口が確認されているという。
Amazonは、ログイン情報やクレジットカード情報などの開示を求めることはないと公表しており、二段階認証を有効にしてアカウントのセキュリティを強固なものにすることを勧めている。
8月9日17時の時点で、Amazonなどを装ったフィッシングサイトは稼働を続けているといい、今後、似た手口を用いたフィッシングが出る可能性もあるため、引き続き注意が必要だ。
フィッシング詐欺への対策
フィッシング対策協議会は、フィッシングサイトを見分けることは難しいとしたうえで、公式のアプリやブックマークからサービスへログインをするよう呼びかけている。
また、心当たりのないメールに添付されているリンクをクリックしたり、怪しいと感じるサイトで個人情報やクレジットカード情報などを入力したりすることは避けることが大切だ。
Amazonは、使用するEメールアドレスを公開しているため、Amazonからメールが届いたら一度確認することで、被害に遭う可能性を低くすることができるだろう。
【関連リンク】
・Google 翻訳の正規 URL から誘導されるフィッシング(フィッシング対策協議会)
https://www.antiphishing.jp/news/alert/googletranslate_20220809.html
・AmazonからのEメール、電話、テキストメッセージ、またはウェブページかどうかを見分ける(Amazon.co.jp)
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=G4YFYCCNUSENA23B
TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock
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