ニュース 2022.08.19 渋谷区独自のデジタル通貨「ハチペイ」の導入は年内！

「ハチペイ」は、コロナ禍の影響を受けた渋谷区内の店舗への活性化支援を目的とした、渋谷区内限定で使用可能なキャッシュレス決済手段となっている。

また、コミュニティコインアプリ「まちのコイン（通貨名：ハチポ）」と連携することで、地域のボランティア参加などで貰ったコインをハチペイのポイントに換えたり、ハチペイのポイントをコインに交換したりすることができ、お得さと楽しさを味わえるという。

すでに導入している地域では、お寺の掃除を手伝うことでポイントが得られる、ハチポを対価にカフェでおいしいコーヒーの淹れ方を教わるなどの使い方がされているようだ。

「ハチペイ」では、JCB・デジタルガレージ・大日本印刷によって、NFCタグを活用した新たな決済サービスが提供されている。

この新決済サービスは、「NFCタグサービス」と呼ばれ、設置済みのNFCタグにスマホをかざすだけで決済を完了させることができるという。

DNPの「DNP NFCタグ認証プラットフォーム」を用いており、不正使用や偽造が防止されているため、利用者は安心して決済できるものとなっている。

店舗側は、決済専用端末や電源などを準備する必要がないことに加え、NFCタグや店頭掲示物などは無料で用意してくれるため、店舗はクレジットカードの決済手数料を負担するだけで良いという。

また、カスタマイズ次第ではテーブルオーダーとしても活用できるといい、加盟店側としてもさまざまなメリットがある決済サービスのようだ。

【関連リンク】

・渋谷区独自のデジタル地域通貨「ハチペイ」2022年中に開始予定(渋谷区)
https://www.city.shibuya.tokyo.jp/kusei/koho/hodo/20220809.html

・大日本印刷、JCB、デジタルガレージがNFCタグを活用した新決済サービスを渋谷区デジタル地域通貨事業へ提供(DNP)
https://www.dnp.co.jp/news/detail/10162925_1587.html

TEXT：セキュリティ通信 編集部
PHOTO：iStock

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