ニュース 2022.08.07 JR西日本会員サービス「Club J-WEST」を装ったフィッシング詐欺が増加中。
フィッシング対策協議会は、7月29日、JR西日本を装ったフィッシング詐欺の報告件数が増えているとして注意喚起をおこなった。
同協議会によれば、「Club J-WEST」というJR西日本の会員サービスの利用者をターゲットにしたもので、「最後にログインしてから2年が経つと自動で退会処理をしてしまうため、利用継続する場合にはログインしてほしい」といった内容のメールを送り、偽サイトで情報を入力させる手口が確認されているという。
巧妙につくられた偽サイトでは、ログインに必要なID・パスワード、氏名、住所、電話番号、クレジットカード情報などの入力を求められる。
7月29日14時の時点では、JR西日本を装った偽サイトの稼働は続いているため警戒する必要がある。
メール内のリンクはクリックしないで。
「Club J-WEST」では、「J-WESTカード」および「SMART ICOCA」の所有者を除いて、1年以上利用が確認されていない場合には会員でなくなる場合があるという。
今回確認されたメールでは、2年以上ログインしていない場合は退会処理をすると記載してあり、落ち着いて対応すれば怪しいと感じることができるかもしれない。
このようなメールが届いたら、メール内のリンクをクリックすることは避け、ブックマークや公式アプリからログインするように心がけるとよいだろう。
【関連リンク】
・JR西日本をかたるフィッシング(フィッシング対策協議会)
https://www.antiphishing.jp/news/alert/westjr_20220729.html
TEXT：セキュリティ通信 編集部
PHOTO：iStock
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