ニュース 2022.08.05 Google Playストアでマルウェアが組み込まれていたアプリを30以上発見。
Doctor Webは、現地時間の7月26日、Android端末向けのアプリをインストールできるGoogle Playストアで、マルウェアが組み込まれたアプリが30以上も確認されたことを発表した。
同社によれば、通話アプリや画像編集ソフト、仮想キーボードのアプリ、壁紙アプリなどにマルウェアが組み込まれていたという。
これらのアプリはインストールすると、ホーム画面からアプリのアイコンを隠すなどの方法を用いて、アンインストールが容易にできないよう対策してくることがあるといい、悪質な広告を提供するなどを目的としているようだ。
同社は、発見したアプリについてはすでにGoogleへの報告が済んでいるという。
ただし、なかには、発表時点でいまだダウンロードができてしまうアプリも存在するため注意が必要だと述べている。
被害に遭わないために。
Androidユーザーにとって、Google Playストアにあるアプリをインストールしたことでマルウェアに感染してしまうというのは怖いと感じるだろう。
しかし、Google PlayプロテクトをONに設定したり、アプリを入れる前に評価等を確認したり、アプリの権限を許可を求められた場合には最低限のものだけ許可したりすることで、マルウェアの被害に遭う可能性を下げることができる。
Google Playストアもセキュリティ対策はしているが、それをすりぬけてしまうアプリは存在してしまうため、「Google Playストアにあるから」と安心せず、自分で選択すると良いだろう。
【関連リンク】
・Google Playストアに見つかった悪質なAndroidアプリ30超、ただちに確認を(TECH+)
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20220729-2410222/
TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock
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