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BBSec、サイバー保険が自動で付帯される脆弱性診断サービスを提供開始。

ニュース 2022.07.30 BBSec、サイバー保険が自動で付帯される脆弱性診断サービスを提供開始。

株式会社ブロードバンドセキュリティ(BBSec)は、7月20日、三井住友海上火災保険株式会社との提携によって「サイバー保険を自動付帯した脆弱性診断サービス」の提供を開始することを発表した。

同サービスは、BBSecが提供している「SQATR 脆弱性診断」にサイバー保険が自動で付帯されるというもの。

脆弱性診断を契約した日から1年以内に、サイバー攻撃によって損害が出てしまったなどの事態が起きた場合には、最大で1,000万円が支払われる。

また、BBSecがクレジットカード情報漏えい事故調査機関に認定されていることから、クレジットカード情報が漏洩した場合にも相談ができるとしている。

サイバー保険の加入を検討してみては?

BBSecは、自組織がどんなセキュリティ対策をしていてもインシデントの発生が防げないような巧妙なサイバー攻撃が次々と出現するなかで、費用不足が理由で最初の対応ができないという問題が発生していることが、サービス開始の背景にあるとしている。

日本損害保険協会が2020年に実施した調査によれば、サイバー保険に加入している企業は全体の7.8%であったという。

数年前までは、自分の会社はサイバー攻撃に遭わないだろうと考える人も多く、サイバー保険はあまり普及していなかった。

しかし、サイバー攻撃の被害に遭う企業などの数も年々増加しており、必要だと感じている人も増えているのではないだろうか。

損害が出た場合の調査費用や再発防止のための費用も、このサイバー保険では適用されるため、まだサイバー保険に加入していない場合には一度検討してみるとよいだろう。

【関連リンク】

・サイバー保険付帯の脆弱性診断サービス 提供開始のご案内
https://www.bbsec.co.jp/news/20220720.html

・国内企業のサイバーリスク意識・対策実態調査2020(日本損害保険協会)
https://www.sonpo.or.jp/cyber-hoken/data/2020-01/pdf/cyber_report2020.pdf

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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