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岐阜県の安江病院で個人情報流出の可能性、原因は不正アクセスか。

ニュース 2022.07.17 岐阜県の安江病院で個人情報流出の可能性、原因は不正アクセスか。

岐阜県の医療法人社団幸紀会安江病院は、 7 月 4 日、不正アクセスを受けたことによって個人情報が流出した可能性があると発表した。

発表によれば、5月27日に不正アクセスが原因で患者情報データベースが利用できなくなったという。

発表が出された時点で、警察や個人情報保護委員会への報告は済んでおり、第三者調査機関への調査依頼もしているとのことだ。

個人情報流出の可能性がある利用者には、個別で連絡をしているといい、専用の相談窓口も設けられているため何かあれば連絡するとよいだろう。

流出した可能性のある情報について

今回、流出した可能性があるのは、安江病院に勤務する職員の情報715件および患者や新型コロナワクチンを接種した人の情報が最大で111,991件。

流出した可能性がある職員の情報には、氏名や住所、電話番号などが含まれているが、病院側はこれらの情報が不正利用される可能性は低いと述べている。

患者や新型コロナワクチンを接種した人の情報については、氏名、生年月日、住所、電話番号、治療歴、予防接種歴などが含まれているのだという。

発表時点で、幸いにもこれらの情報が不正に使用された報告はあがっておらず、診療も通常通りおこなっているようだ。

【関連リンク】

不正アクセスによる個人情報等流出の可能性に関するお知らせとお詫び(医療法人社団幸紀会)
http://www.koukikai.gr.jp/wp-content/uploads/2022/07/42995092c93cf84701e532ad245bbd0e.pdf

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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