ニュース 2022.07.04 発信元を確かめて!三井住友カードを装ったフィッシング詐欺は増えている。
フィッシング対策協議会は、6月22日、三井住友カードを装ったフィッシングメールやフィッシングサイトの報告が増えていると発表し、注意を呼びかけた。
同協議会によれば、カードの利用確認をしてほしいなどの内容のメールが届き、メール内のリンクから利用確認をするよう案内され、リンクから偽サイトへ移動するとVpassへのログイン情報、会員番号などのカード情報、口座番号の下4桁などの入力を求められるという手口が確認されている。
6月22日午後1時の時点で、三井住友カードを装ったサイトは閉鎖されていないといい、引き続き注意をする必要がある。
三井住友カードのサイトでも注意喚起。
6月20日には三井住友カードのサイトでも、三井住友カードや他のカード会社を装った不審なメールやSMSが確認されているとして案内をだしている。
三井住友カードがSMSによる利用確認をすることはあるものの、決まった番号から連絡が来るため、利用確認を求める内容のSMSが届いたら一度発信元を確認するとよいだろう。
他にも、三井住友カードは、個人でおこなえるセキュリティ対策として、カードを使用した場合に通知が送られるサービスや指定した使用金額を上回った場合に通知をするサービスなどを紹介している。
自分のカードが悪用された際に早期発見が可能となるこれらのサービスをまだ利用していない場合には、この機会に活用を検討してみてはどうだろうか。
【関連リンク】
三井住友カードをかたるフィッシング(フィッシング対策協議会)
https://www.antiphishing.jp/news/alert/smbccard_20220622.html
弊社から送信するメールやご利用確認のSMSについて(三井住友カード)
https://www.smbc-card.com/mem/cardinfo/cardinfo4010384.jsp
TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock
