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交通系サービスを装ったフィッシングが増加傾向!BBソフトサービスの「詐欺ウォール」による調査。

ニュース 2022.06.14 交通系サービスを装ったフィッシングが増加傾向!BBソフトサービスの「詐欺ウォール」による調査。

BBソフトサービス株式会社が5月31日に発表した「インターネット詐欺リポート(2022年4月度)」によって、交通系サービスを装ったフィッシング詐欺が増加傾向にあることが明らかになった。

「ETC利用照会サービス」「ビューカード」「えきねっと」といった交通系サービスを装ったフィッシング詐欺は、2021年3~4月にはほとんど確認されていなかったが、2022年に入った頃には存在を強めているようだ。

その要因は、新型コロナ感染防止策としておこなわれていた規制が緩和されたことで、交通系サービスの利用が増加することを攻撃者が狙ったのではないかと考えられている。

BBソフトサービスは、会社への通勤頻度が増えたり、夏休みに出かけたりすることが予想され、交通系サービスを利用する機会が多くなることから、今後も同じようなフィッシング詐欺が仕掛けられる可能性があり、十分に注意する必要があるとしている。

悪用されたブランド名、2か月連続1位は「au」

BBソフトサービスが提供するインターネット詐欺専用のセキュリティソフト「詐欺ウォール」で収集された情報をもとに、フィッシング詐欺サイトで使用されていたブランド名のランキングが10位まで公開された。

2022年3月に同じく「au」が1位となっており、1,571件も観測されているという。

BBソフトサービスは、フィッシング詐欺の被害に遭わないために、「個人情報などの入力を求めているメールに注意する」、「IDやパスワードなどのログイン情報を使い回さない」、「メール内のURLは正しいものか確認する」などのチェック項目を紹介している。

BBソフトサービスが紹介するチェック項目を参考に、フィッシング詐欺への対策について一度考えてみてはどうだろうか。

【関連リンク】

インターネット詐欺リポート(2022年4月度)(BBソフトサービス)
https://www.onlinesecurity.jp/reports/2022/202205.html?_ebx=361dwd1bt.1615874887.7lkbxtj

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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