ニュース 2022.06.02 住信SBIネット銀行を装ったフィッシングを確認!フィッシング対策協議会が注意喚起。
フィッシング対策協議会は、5月19日、住信SBIネット銀行を装ったフィッシング詐欺の報告があったと発表した。
同協議会によれば、「口座が悪用された可能性がある」という内容の件名が確認されているといい、本文ではアカウント情報の更新・確認のため、ログインをするよう促されているという。
そして、メール内のURLをクリックすると偽サイトへ移動し、案内のとおりに入力をしてしまうと、ログインするための情報やクレジットカード情報などが盗まれるという手口だ。
自分で偽サイトかの判断をするのは避けよう。
今回の住信SBIネット銀行を装ったフィッシングメールの文章を読むと、違和感のある日本語が使われていたり理解しにくかったりする箇所がある。
心当たりのないメールが届いた場合には、世の中に知れ渡っている企業やサービスだからと信用せずに、冷静になって読んでみると今回のようなパターンでは怪しいと感じることができるだろう。
メールは少し違和感のあるものとなっているが、偽サイトの例として、URLが少し異なっている、「ログインできない場合」の隣に「?」がついている(本物にはついていない)、など注意して見ないと違いがわからないほど巧妙につくられている。
フィッシング対策協議会および住信SBIネット銀行は、巧妙につくられたフィッシングサイトを見破ることは困難であるため、メール内のURLからサイトへ移動することは避け、ブックマークやアプリなどを活用するよう勧めている。
【関連リンク】
住信SBIネット銀行をかたるフィッシング(フィッシング対策協議会)
https://www.antiphishing.jp/news/alert/netbk_20220519.html
フィッシング詐欺にご注意ください(NEOBANK 住信SBIネット銀行)
https://www.netbk.co.jp/contents/security/measures/fishing.html
TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock
