ニュース 2022.05.17 フィッシング対策協議会を装ったフィッシング詐欺に注意が必要!
フィッシング対策協議会は、5月6日、フィッシング対策協議会を装ったフィッシングが確認されているとして注意喚起をした。
メールには、ネットショッピング認証サービス(3-DSecure) の導入を勧める内容が記載されており、専用リンクをクリックすると、VisaやMastercardのクレジットカード情報(生年月日、クレジットカード番号、セキュリティコード等)を入力を促すサイトへと移動するという。
フィッシング対策協議会によれば、5月6日11時の時点で、フィッシングサイトは稼働を続けているようなので引き続き注意をする必要があるだろう。
同じような事例がなくても安心してはいけない。
フィッシング対策協議会は、これまでの注意喚起で、個人情報の入力を求められた場合には同じようなフィッシングが起きていないか確認するよう呼びかけていた。
しかし、フィッシング対策協議会を装ったフィッシング行為が確認されたのは初めてであったため、不安を感じたり、警戒心が緩んでしまったりした人もいたのではないだろうか。
フィッシング詐欺をする側も次から次へと新しい手口を仕掛けてくるため、過去に事例がないからといって、心当たりのないメールが促すとおりに個人情報を入力することは避けた方がよいだろう。
また、フィッシングメールなどの怪しいメールが多く届いている場合には迷惑メールフィルターを活用することが有効のようだ。
【関連リンク】
フィッシング対策協議会をかたるフィッシング(フィッシング対策協議会)
https://www.antiphishing.jp/news/alert/apc_20220506.html
TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock
