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日本年金機構を装ったフィッシング詐欺について、フィッシング対策協議会が注意喚起。

ニュース 2022.04.30 日本年金機構を装ったフィッシング詐欺について、フィッシング対策協議会が注意喚起。

フィッシング対策協議会は、4月18日、日本年金機構を装ったフィッシング詐欺の報告を受けたとして、注意をするよう呼びかけている。

フィッシング対策協議会は、4月18日、日本年金機構を装ったフィッシング詐欺の報告を受けたとして、注意をするよう呼びかけている。

同協議会によると、今回確認されたフィッシング詐欺では、国民年金口座が停止したという内容のメールが送られ、添付されているURLから偽サイトへ誘導し、氏名・住所・メールアドレス・クレジットカード情報などの情報を入力させるという。

今回のフィッシングメールでは、句読点の誤りや文章の違和感など、日本語として変な箇所が見受けられるため、心当たりのない日本年金機構からのメールが届いた場合にはチェックしてみるとよいだろう。

4月18日午後5時の時点で、日本年金機構を装った偽サイトは稼働を続けており、日本年金機構のWebサイトでも、日本年金機構を装ったメールを掲載したうえで、リンク先のクリックをしないよう強調している。

2021年にも起きていた日本年金機構を装ったフィッシング

日本年金機構を装ったフィッシング詐欺は、2021年にも起きている。

2021年には、日本年金機構内に存在していない部署から、年金の残金に関する内容のメールが届き、個人情報を入力させようと促す手口が確認されていた。

フィッシング対策協議会はこれに関して、今回のように2021年8月2日に注意喚起をおこなっていた。

フィッシング詐欺には、「迷惑メールフィルターを活用する」「個人情報の入力を求められたら似た事例がないか確認する」といった対策をとり、十分な警戒をすることが有効だ。

【関連リンク】

日本年金機構 (ねんきんネット) をかたるフィッシング(フィッシング対策協議会)
https://www.antiphishing.jp/news/alert/nenkin_20220418.html

日本年金機構になりすました偽メールおよび偽サイトへの案内にご注意ください。(日本年金機構)
https://www.nenkin.go.jp/oshirase/taisetu/2022/202204/0418.html

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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