ニュース 2022.04.27 Google翻訳のURLを悪用する手口も！auを装ったフィッシング詐欺を確認。
フィッシング対策協議会は、4月12日、KDDIと沖縄セルラー電話が提供しているサービスブランド「au」を装ったフィッシング詐欺が確認されていることを発表した。
フィッシング対策協議会によれば、 パスワードのリセットやサービス通知などについてのお知らせだという内容で、フィッシングサイトへの誘導をするという手口だ。
メール内にGoogle翻訳の正規URLを載せ、そこからauを装ったサイトへ移動させるといったケースも確認されているという。
4月12日午前9時の時点で、auを装ったフィッシングサイトは稼働しているため、誤って個人情報を入力しないよう注意を呼びかけている。
確認されている「au」を装ったメールのURLは20件以上。
4月12日、フィッシング対策協議会は2件にわけて「au」を装ったフィッシング詐欺に対する注意喚起をおこなっている。
前述のパスワードのリセットを求めたり、Google翻訳を悪用した手口に限らず、auかんたん決済やauサポートについての連絡だと題してフィッシングサイトへ移動させようとするものも確認されているという。
12日の時点で、「au」を装ったフィッシングメールのURLは20件以上も報告されている。
最近のフィッシングサイトはとても巧妙にできていることから本物かどうか見分けるのは難しいため、怪しいメールのリンクはクリックせず、アプリやブックマーク機能を活用するよう心がけると良いだろう。
【関連リンク】
au をかたるフィッシング
https://www.antiphishing.jp/news/alert/au_20220412.html
au をかたるフィッシング
https://www.antiphishing.jp/news/alert/au_20220412_1.html
TEXT：セキュリティ通信 編集部
PHOTO：iStock
