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削除された77,656件のデータ、エディオングループが運用するサーバーに不正アクセス。

ニュース 2022.04.24 削除された77,656件のデータ、エディオングループが運用するサーバーに不正アクセス。

株式会社エディオンは、4月11日、不正アクセスによりエディオングループが運用しているサーバー内の情報が一部流出した可能性があると発表した。

発表によれば、不正アクセスが起きたと発覚したのは4月8日午後12時頃。業務委託会社である「株式会社Hampstead」からの報告により判明したといい、不正アクセスの被害に遭ったとされるデータは77,656件にもなるという。

流出の可能性があるデータの中に、クレジットカード情報は含まれていないものの、氏名、住所、電話番号などは含まれているようだ。

株式会社エディオンは、77,656件にも及ぶデータについて、サーバーから削除されただけでなく、流出した可能性もあるとしている。

発表時点では、今回の件による株式会社エディオンの業務への影響は軽いもののようだ。

株式会社エディオンの対応や再発防止策。

不正アクセスの被害に遭ったのは、新たに稼働を開始した配送管理システムに関するサーバー。不正アクセスされたサーバーへのセキュリティ対策はすでに済んでおり、原因などは調査中だという。

個人情報保護委員会や警察へは報告をおこない、情報流出の可能性があるデータに該当する顧客へは説明や謝罪をしていくとしている。

そして、セキュリティ強化のために、外部の有識者を含んだ対策チームを設置したり、個人情報の取り扱いについて厳重な管理を徹底することで、再発防止に努めていくという。

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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