ニュース 2022.04.19 NECとOsaka Metro、梅田駅に顔認証決済が可能なポップアップ型販売店舗のオープンを発表。
日本電気株式会社(NEC)は、4月4日、大阪市高速電気軌道（Osaka Metro）と共同で、御堂筋線梅田駅 北改札前に顔認証システムを取り入れた決済の実証実験のため、ポップアップ型販売店舗『Metro Opus 梅田店』をオープンすると発表した。
同店舗では、スマートフォンから事前に情報の登録を済ませれば、マスクをしたままでの顔認証決済が可能となるといい、販売期間は4月11日11時～12月25日20時を予定している。
コロナ禍であることに加え、駅は人が集まりやすい。そのため、財布などを出す手間が削減でき、会計の待ち時間が減ることに加え、決済が非接触で済ますことができるというのは、とても便利なのではないだろうか。
駅ナカ店舗の新しいあり方を求めるOsaka Metro。
今回の『Metro Opus 梅田店』での実証実験では、NECが提供する生体認証「Bio-IDiom(バイオイディオム)」が使用され、マスクをしたままでの決済によって決済時間短縮による待ち時間削減、利便性向上による来店頻度向上などの効果を検証していくという。
また、『Metro Opus 梅田店』には購買情報を取得するためにAIカメラが取り付けられた、キャッシュレス専用の冷蔵自販機も併設されるようだ。
『Metro Opus』は、2022年夏ごろ、2号店を御堂筋線なんば駅に出店する予定をしている。
新しい駅ナカ店舗を求めているOsaka Metroの今後に、期待している人も多いのではないだろうか。
【関連リンク】
Osaka Metro 初の直営ポップアップ型販売店舗『Metro Opus 梅田店』を4月11日にオープン！ 「マスク対応顔認証決済」の実証実験を期間限定で実施(Osaka Metro)
https://subway.osakametro.co.jp/news/news_release/20220404_opus.php
NEC、Osaka Metroのポップアップ型販売店舗において、マスク対応顔認証決済の実証実験を共同で実施(NEC)
https://jpn.nec.com/press/202204/20220404_01.html
TEXT：セキュリティ通信 編集部
PHOTO：iStock
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