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『モバイルSuica』を装ったメールに警戒を。フィッシング対策協議会が注意喚起

ニュース 2022.04.04 『モバイルSuica』を装ったメールに警戒を。フィッシング対策協議会が注意喚起

フィッシング対策協議会は、3月22日、JR東日本が提供しているSuicaの機能がスマホで利用可能なサービス「モバイルSuica」を装ったフィッシング詐欺が発生していることを発表した。

今回確認された手口では、「【Suica】オートチャージが無効になる、使用を中止する。」「『モバイルSuica』お支払い情報更新」などといった件名のフィッシングメールが送られてくるのだという。

JR東日本は、今回の件に対し、このようなメールを送っていないとした上で、心当たりのない場合や怪しいと感じるメールは開封等は避け、添付されたリンク先での個人情報の入力はしないよう注意換気をしている。

過去にも起きている、公共交通機関に関するフィッシング

今回の件だけでなく、3月4日には「えきねっとを装ったフィッシング」、3月18日には「JR西日本を装ったフィッシングメール」についてフィッシング対策協議会が注意喚起をしているように、公共交通機関に関係したフィッシング詐欺が多く発生しているようだ。

出勤や通学などでの利用が考えられることから、公共交通機関に関係したフィッシング詐欺は多くの人にとって身近なため、警戒を十分にする必要があるのではないだろうか。

3月22日の時点で、モバイルsuicaを装ったフィッシングサイトは閉鎖されていないため、迷惑メールフィルターを活用したり、メールに添付されたURLはクリックしないなどの対策をすると良いだろう。

【関連リンク】

JR東日本 (モバイルSuica) をかたるフィッシング(フィッシング対策協議会)
https://www.antiphishing.jp/news/alert/jreast_suica_20220322.html

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

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