Sony
Sony
森永製菓で不正アクセス、164万を超える「森永ダイレクトストア」利用者の情報が流出か。

ニュース 2022.04.03 森永製菓で不正アクセス、164万を超える「森永ダイレクトストア」利用者の情報が流出か。

大手菓子製造メーカーの「森永製菓株式会社」は、3月22日、不正アクセスを受けたことを明らかにし、それによって個人情報が流出した可能性があると発表した。

発表によると、不正アクセスを受けたことが判明したのは、3月13日深夜。複数のサーバーに障害が起き、原因を調べていた際に、不正アクセスされた形跡が発見されたのだという。

今回、流出した可能性があるのは同社が運用している「森永ダイレクトストア(旧:天使の健康)」を2018年5月1日~2022年3月13日の間に利用した顧客164万8922人の氏名、住所、電話番号、生年月日、性別、メールアドレス、購入履歴。

クレジットカード情報は流出した可能性のある個人情報には含まれていないようだ。

森永製菓は、情報流出した可能性がある利用者に対して、郵送での連絡をおこなったり、今回の件に関する専用窓口を設けるといった対応をしていくと述べている。

今回の不正アクセスによる影響と対応

不正アクセスが起きたことにより、個人情報流出の可能性があるものの、業績にはあまり響かないという。ただし、サーバーの障害が起きたことによって製造の計画に変更が出るなど一部の商品供給には影響が及んだようだ。

今回の件において、個人情報保護委員会や警察への報告等は済んでおり、不正アクセスを受けたインターネット回線は遮断したと発表したうえで、今後は情報セキュリティの強化に取り組み、再発防止をするとした。

【関連リンク】

不正アクセス発生による個人情報流出の可能性のお知らせとお詫び(森永製菓)
https://www.morinaga.co.jp/company/newsrelease/detail.php?no=2178

TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock

この記事を気にいったらいいね!しよう

セキュリティ通信の最新の話題をお届けします。

ページトップ