ニュース 2022.02.15 ありそうなメッセージ「Uber Eatsの注文確認」になりすますフィッシング詐欺
急いでいる時こそ、慌てて反応してはいけない。
気をつけようと思っていても、スマートフォンに届いたメッセージを見て、慌ててしまうことはよくあるでしょう。しかし、慌てれば、フィッシング詐欺にひっかかりやすくなるのは確かです。
フィッシング詐欺は、私たちの焦りを利用して詐欺サイトへ誘導しようと試みるので、送られてくるメッセージは「宅配業者から不在通知」「不正アクセスがありました」「〇〇株式会社から緊急のご連絡」というように、全て、緊急を装う件名になっています。
餃子も炒飯も、注文した覚えがなければ詐欺を疑う
フィッシング対策協議会は、1月28日、Uber Eatsを騙って、フィッシング詐欺サイトへ誘導するメールの存在が報告されたとして、注意を呼び掛けている。
フィッシングメールの件名は、1月28日時点では下記の通り。
・【重要】ウーバーイーツ ご注文内容の確認 [メールコード UE●●●●]
・【重要】Uber Eats ご注文内容の確認 [メールコード UE●●●●]
体裁は、Uber Eats利用者への自動返信メールを装っているといい、文面は、具体的な注文内容なども記されていて、注文内容の確認を促しているという。
騙されてフィッシングサイトへ遷移してしまうと、電話番号やメールアドレスの入力を求められる。
夕飯どきなど世の中の食事時間であっても、注文した覚えがなければ、まずは詐欺を疑うほうが安全だ。
【関連リンク】
・Uber Eats をかたるフィッシング(フィッシング対策協議会)
https://www.antiphishing.jp/news/alert/uber_eats_20220128.html
TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock